みちくさ(2007)より

共に楽しむ時代

 親神は人間の陽気ぐらしをするのを見て共に楽しもうと思い人間を創造された。共に(一緒に)と言うところに大きな意味があるように思う。

 自分のものはどう使おうと自分の勝手で自由であると言うのは、自由と言う意味を、はき違えた考え方であり、本当の自由ではない。

 人は知恵も、力も、思想も、財産も、みんな世のため、人のために使っていくところに真の楽しみがうまれる。みんな一緒に楽しむ世界を親神が望んでいるので、これからの時代は「みんな共々に楽しむ」が本当の幸せにつながる事を心したい。

2007.04.

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こころ

 私達の身体には、素晴らしい道具がそろっている。目、耳、鼻、口、両手、両足、その他、どれをとっても素晴らしい道具である。しかし、この道具も使い方を間違えれば凶器にもなる。

 あらを探す目、悪い噂を求めて聞こうとする耳、嫌なところばかりを嗅ごうとする鼻、人を切り裂く言葉、人の物を掴もうとする手、悪事を運ぶ足。道具を使うのはその人の心だ。いくら素晴らしい道具を持っていても、使う人の心が貧弱なら道具も生かされない。だから私達は、心を育て磨く訓練をする。

 日々の生活を通して良いお話を聞き、良い仲間と集い、良い本に触れる、そして行動する事だと思う。この素晴らしい道具を素晴らしく使うためには、心を育てる事だ。

2007.12.

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※ 「みちくさ」は秋和分教会が毎月出している会報です。行事の日程やお知らせ等の案内と、ひとことエッセイを掲載しています。


みちくさ

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