親神様の思い

親神様の思い

 私達人間は、「陽気暮らし(仲よく、楽しく、おたがいに助け合う暮らし)」をするために創られ、親神様の可愛いい子供として 身体を貸して頂き、心だけは自分の自由に使う事を許されています。天理教では この事を「かしもの、かりものの教理」と言っています。自分で勝手に生きている様に思いますが、実はそうではなく、親神様のお力によって 生かされているのです。息一つするのも全て 親神様のお力によるものです。親神様は、いつも世界中の人間が幸せに暮らせる様にお働き下さっています。地球が自転して昼夜があるのも、太陽の周りを公転して四季があるのも、自然の中に薬となる薬草があるのも みな 親神様のお働きの表われで、人間が暮らしやすい様にご配慮下されております。

 では、なぜ 病気やけがで苦しんだり、悩みで辛い思いをするのでしょうか?それは、親神様が私達人間の心をより良い方向へと導くための手段なのです。

 人間でも親というものは、無条件に子供が可愛いいものです。子供のためなら何でもしてあげたいと親なら誰でもそう思うものです。しかし子供の将来を考えて「このままでは、困るような大人になる」と思うような時、厳しく躾をするのです。 親神様も人間の親ですから同じで、いつも私達人間をお見守り下さり、危ない時は「少難」(病気、けが、災難など)として 早目に教えて下さります。そして「暗闇から いきなり足をすくう様なことはしない」と言われるように、「少難」のうちに気付き、心の使い方を反省して「陽気ぐらし」の方向へ軌道修正させてもらうのです。

不幸は決して罰が当たったのではなく、人間を「陽気ぐらし」へ導く親神様の親心の表われです。

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天理教の教えから

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